みつです。
犬を多頭飼いしているご家庭の多くが、先輩である先住犬と後輩である後住犬とのバトルにお目にかかったことがあると思います。
我が家も、毎日この有様ですw
犬同士でバトルを繰り広げるのは何故?
犬同士のバトルは、飼い主が見ている場面の多くが遊びのバトル、つまり“じゃれあい”です。
ですから、ほとんどの場合は放置しておいて大丈夫だったりします。
ただし相手がほぼ初対面の犬や、ドッグランといった施設内の場合だと、飼い主同士の親交が深められなくなったり周りへの配慮から施設の利用をお断りされてしまうこともありますので、時と場面に応じたマナーは守るべきだと思います。
そもそも犬同士の“じゃれあい”は何故起こるのかを考えてみましょう。
その1、コミュニケーション
その2、アイツと遊びたいor遊んでほしいという欲求
ケンカではない、遊びの一環である“じゃれあい”の背景には、こんな理由があるからだと私は思っています。
人間のようにお茶を飲みながら談笑・・・なんて事、犬はしませんし、そもそも動物の世界では会話よりも身体の触れ合い=コミュニケーションというのが一般常識!!
そして嗅覚の優れた犬同士の親交を深める方法は段階的に進むことが多いです。
①お尻のニオイを嗅ぐ
②身体の横から接近
③少しずつ顔を近づける
④舐め合い&じゃれあい
この①~④までの流れが最もスムーズな犬同士の距離の縮め方です。
これらのいずれにも当てはまらない、舐め合うというより噛み合うような、気づいた瞬間から威嚇しっぱなしな状況も、毎日のお散歩では珍しくはない光景ですよね。
これは「相手の犬と仲良くしたい!」ポジティブな感情表現ではなく、
「何か怖いヤツが目の前にいる!!」
「俺のテリトリーを犯すんじゃねぇ!!」
といった恐怖や怒りからくる、ネガティブな感情表現が考えられます。
またテリトリーは場所だけとは限らなくて、自分の飼い主という存在が当てはまる場合も。
「大事な飼い主さんに危害を加えられたらどうしよう」という不安や、「飼い主さんを取られてしまうんじゃないか」という嫉妬心を抱く愛犬もいるかもしれません!
毎日一緒に過ごす先住犬と後住犬の関係は?
先住犬と後住犬、同じ家で生活する限り毎日顔を合わせますよね。
そうなると他人の家の犬よりも、ケンカ・じゃれあい場面はどうしても増えてきます。
さらに他人の犬と最も大きく異なるのは、上下関係や飼い主さんとの関係性。
犬同士、必ず上下関係というものがあります。
飼い主と愛犬の間にも上下関係は存在しています!(こっちが上だと思いたい)
この上下関係が上手く築けていないと、同じ屋根の下で暮らす兄弟でも本気のケンカが多く見られるかも!><
我が家の話をすると、ミックス犬とミニピンは比較的仲が良いと飼い主は思っています。
やや強い・・・?“じゃれあい”だけど多頭飼いを初めた1年弱の間、一度も流血沙汰にはなっていないし、本気で噛みつくようなケンカ場面は見たことが無いからです。
オモチャの取り合いとか、飼い主の膝の上占領選手権みたいなのはありますけどねw
我が家は後住犬のミニチュア・ピンシャーのほうが譲らないタイプで、先住犬のミックス犬がいつも追いやられてしまいます。
いつも仕方なく「譲ってやるよ・・・」と聞こえてきそうな表情で離れてしまいます。
この後住犬のほうが強いというのも問題なのですけど、それぞれの性格的に今はこの状態が割りとしっくりきているようです。
ただし飼い主だったりオモチャだったり、1つの対象に対する取り合いが始まると、一触即発って感じです。
こんな場面だけは嫉妬心が強く現れて、先住犬も頑張るのです。
それはもう、獣のような顔をしてw
おわりに
他人の犬と出会った時に見る犬同士のバトルの多くは遊び、つまり“じゃれあい”です。
しかし中には、威嚇をしたり本気で噛みつくこともあります。
「相手の犬と仲良くしたい!」というポジティブな感情表現ではなく、
「何か怖いヤツが目の前にいる!!」
「俺のテリトリーを犯すんじゃねぇ!!」
といった恐怖や怒りからくる、ネガティブな感情表現からくるもの。
見知らぬ相手から飼い主さんを守るために牙をむく愛犬もいます。
これが先住犬と後住犬の場合、他人の家の犬よりも一緒に過ごす時間が圧倒的に多いため、ケンカ・じゃれあい場面はどうしても増えてきます。
我が家のミックス犬とミニピンは、
・多頭飼いを初めてから流血沙汰は無し。
・本気で噛みつくようなケンカ場面も無し。
ということで、きっと仲は良いはず!!
それでも、
・オモチャ
・飼い主の膝の上
これらを取り合うときだけは、結構な勢いで甘噛みしながら暴れまわってます。
大変わかりやすい嫉妬が原因で起こるバトルですよね!
というわけで、犬同士のバトルの理由について「嫉妬」を中心に考えてみました♪
ではまた!
みつ