みつです。
子犬が生まれてから私たちと出会うまでの間って、正直謎に満ちていますよね。
どんな両親から生まれたかもわからないし、兄弟の事も知らない。
初めての出会いはガラス越しの、すでに独り立ちした姿なんてこともしばしば。
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このブログでは私がそうだったので、子犬との出会いはペットショップがメインと考えています。(^^)
知人から譲ってもらったという方もいると思いますが、そういう方にも知ってほしいお話もありますので、ぜひ読んで欲しいです。
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子犬の生後3~12週の3か月の間は社会化期(臨界期)と呼ばれるそうで、犬の一生の性格に大きく影響していきます。
簡単に言うと、この頃の経験によって犬の性格が変わってくるということです。
この時期の経験値が浅いと、ちょっとしたことに臆病になったり、周りと円滑なコミュニケーションをとるのが苦手な子になりやすいみたい。
また、子犬を早い時期に親兄弟から引き離すと、問題行動いいわゆる飼い主が困ってしまう行動を生じやすいことが指摘されているんだそうです!!
日本では、ペットショップまたはブリーダーが子犬が生まれてから販売されるまでの日数が決まっています。
海外ですでに法律や条例で決められている販売月齢っていうのを取り入れた感じで決まったみたい。
平成24年9月5日に改正動物愛護管理法が公布され、平成25年9月1日より施行されたそうです。
案外、最近で驚きです。
具体的に申しますと、生後56日を経過しない子犬は販売および販売目的の展示や引き渡しが禁止となります。
しかし、急にそんなことできないよ!!という販売業者の立場を考慮しているのか、
「平成28年8月いっぱいまでの3年間は制限月齢を生後45日とし、その後は新たに法律で定めるまでの間は生後49日とする」
なんてややこしい話もあるようです。
少なくとも生後45日よりも前に親元を離されることはこの動物愛護管理法に違反しているようですので、悪徳ブリーダーさんには気を付けましょう!!!!
生後45日というと、1か月半。
まだまだお母さんのおっぱいも恋しい頃じゃないでしょうか。
生後56日なら、約2か月です。
人間でいう離乳食的なものが食べられるようになってきます。
我が家のミニチュアピンシャーは大阪のオレンジハウスというブリーダーさんから頂きましたが、その日に持ち帰り希望ですと伝えたら、関係者しか入れないお部屋から、9月から前に生まれた子を見せて下さいました。〈訪問したのは11月〉
安心できるブリーダーさんでよかったです♪
子犬の社会性や咬む力の加減、恐怖心といった心が発達する時期って、私たちのようにペットを飼う側の者にとっては関われない時期なんですよね。
知人から譲渡して子犬を迎え入れる方はぜひこの事を頭において、どのタイミングで子犬を受け入れるかを考えてください。
可愛さのあまり早すぎる段階で親元から引き離してしまうと、せっかくの社会性を育てる機会を失ってしまいます!!
そして、繁殖や育成をしている業者さんには良いお仕事をして頂きたいなって思います。
犬たちを物理的に乱暴に扱うことはもちろん避けてほしいですが、生まれた子犬に母親のぬくもりや兄弟と過ごす時間っていうのをなるべく経験させてあげてほしいですね。
その子の将来のために。
こういう時期を粗末に考えてしまうと、言葉悪いですが質の良し悪しがはっきり出てきます。
我が家のミックス犬はペットショップ育ちで、ちょっとだけ社会性が乏しく臆病者。
対してブリーダーさん育ちのミニチュアピンシャーは、初対面の犬や人間にもフレンドリーで常に冒険心に満ち溢れてます。
我が家の例は極端だけど、ほんとにわかりやすいです。
2頭の差がありすぎて、ミックス犬の幼少時代がとても気になってます|д゚)
臆病な心になってしまった理由はなんなんだろうって、、、
まぁでも、元気なミニピンが来てくれたおかげでちょっとは犬らしく元気な一面が強調された気がするので、よかったかなと。
犬の社会化期のお話、伝わってもらえたら嬉しいです。
この考えを沢山の人と共有して、悪徳業者が撲滅することを強く願う私でした。
ではまた!
みきこ