みつです。
小型犬・中型犬・大型犬と分類される犬の種類。
この区別には身長〈㎝〉よりも体重〈㎏〉の表記で表現されることが多い印象を受けます。
この理由はなぜなのか。
犬のカタログを見た感想をもとに、今回は私、みつの個人的見解のもとまとめてみますね。
例えば柴犬。
私はずっと中型犬だと思っていましたが、どうやら小型犬として分類される事もあるようです。
またシベリアン・ハスキーも、大型犬かと思いきや中型犬に分類される犬種。
日本の基準と国際レベルの基準
犬には何種類いて、その中で日本にはどのくらいの犬種が飼われているのでしょうか?
世界には、国際畜犬連盟(FCI)という組織があります。
犬の登録管理、血統書の発行、保護活動といった活動をしているそうです。
国際畜犬連盟(FCI)によると、世界では2013年3月時点で343の犬種を公認しているそうです。
凄い数ですね!
きっと私が見たことない犬種もいるんだろうなぁ。
日本もこの連盟に加盟していて、一般社団法人JKC〈ジャパン ケネル クラブ〉という名前があります。
そして、日本では毎年130~150ほどの犬種が登録されています。
※ミックス犬は除外されています。
こんだけ沢山の犬種がいるとなると、確かに大きさはピンキリでしょうね。
極端に小さい犬種もいれば、反対に大きな犬種もいます。
高さが80センチくらいになってくると、怯んでしまいそうですね(^▽^;)
国際基準で見た時に、一見中型犬に位置づけしたくなるけど、もっと大きな犬種もいるから小型犬の方が相応しい。
こんな事情があって、意外と大きな体のわりに小型犬に分類されている犬もいるみたいです。
身体の大きさと体重
犬を超小型から小型、中型、大型犬と言われる犬種の体重を並べてみるとこんな感じになります。
ミニチュア・ピンシャー →3キロ
パピヨン →4~6キロ
シベリアン・ハスキー →15~30キロ弱
ゴールデン・レトリーバー →25~32キロ
体重で比較してみると、3キロ以下は超小型、8~10キロあたりからは中型で、20~30キロ以上になってくると大型犬かなっていう印象です。
この4頭は、明らかに身体の大きさが違いますが、例えばシベリアン・ハスキーと同じくらいの大きさでも体重が20キロを超えてくると大型犬に分類されてくるわけです。
体重って、背が高くなると自然と増えてきますよね。
けど身体についている筋肉と脂肪の量で、同じ身長でも全然体重が違います。
極端な例を挙げると、例えば身長180㎝の人間が2人いるとします。
ひとりはスレンダーなモデル体型、もうひとりは貫禄のあるお相撲さん。
同じ180センチでも、見た目の体型はもちろん体脂肪や筋肉量は明らかに違いますよね!
まとめ
整理していくと、小型犬とか大型犬なんていう区別の目安は、確かに身体の大きさも一理ある。
でもそれだけじゃなくて、背丈のほかに犬種ならではの足の長さ、脂肪の厚み、身体のスレンダーさなどによって体重が変わってくる。
この微妙な変化で、小型犬だったり中型犬だったり分かれてくる。
なんとなく見た目の大きさだけで判断できるのかなって思ってたけど、案外見分けにくそうですね。
結構間違った認識をしていそうだなっていうのが個人的な感想です(^▽^;)
というわけで、小型犬・中型犬・大型犬の区別がセンチでなくキロの表記が必要となる理由についてまとめてみました。
ではまた♪
みつ