みつです。
少しずつ寒さが気になる季節になりましたね。
我が家もそろそろリビングにコタツを出そうかなって思っているところです。
犬のマダニとフィラリア予防
今年はマダニ刺されて重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)に感染し死亡したケースがニュースで報道されるなど、愛犬家の1人としては身の震える思いをした年になりましたね。
マダニは犬以外の動物を経由して人間が刺されることもありますし、草むらへ入っただけでもマダニが身体にくっついていることがあります。
ようするに、蚊やバッタのようにその辺のいっぱいいるんですよね。やつらは。
しかも蚊に関しては場所を選びません。
たとえ犬が外に出なくても、誰かが家の扉を空けた瞬間に蚊が入ってくるケースもあるので、どこで生活していても蚊に刺される可能性に満ち溢れている状況です。
ここ数年は四季の変化が曖昧で、暦では秋なのに暑い日が続いたり、冬の割には温かい日が多いなど寒さが軽減されている感じがしますよね。
雪は降っているし寒い日もあるのは確かなんだけど、私たちが子どもの頃よりも冬の寒さを実感出来る日が格段に少なくなっていると思います。(地域性もあるでしょうけれども)
怖いのは、こういった“暖かい時期”はマダニや蚊にとっても“過ごしやすい時期”であるということです。
よって、犬猫などペットを飼っている飼い主さんはマダニやフィラリアに関する情報を深刻に受け止めなければなりません。
マダニやフィラリア予防は猫はあまり普及している印象が少ないですが、犬に関しては狂犬病と同じく義務化しても良い策だと私は思います。
実際マダニが原因で死亡してしまう方がいるわけなので、多少なりともリスクを軽減できるのであれば予防策をきちんと取り組んでおきたいし、周りの飼い主さんもそうでないと安心できません!
いつまで投与すべき?
5月~12月まで案
従来の考え方は、気温が温かくなり草木が育ちやすい5月から投与を開始し、蚊の姿が見られなくなる秋を見送って、虫達の活動が静かになる冬の12月で終了するというのが主流でした。
3年ほど前に我が家が通っていた動物病院でもその方針で説明を受けていましたし、確実に虫達の活動が落ち着くのを待つという意味でも、12月頃までマダニとフィラリア予防をすべきであるという考えに納得していました。
虫達が活発に行動する時期は常に感染の危険があるため、愛犬を守るためには5~12月までの8ヶ月間は必ずマダニとフィラリア予防が欠かせません!
また、1年(12ヶ月)の間の8ヶ月だけとなると飼い主の負担も軽いです。
お薬を嫌う犬も多いですし、何よりも経済的な面で8ヶ月間だけというのはコストが下げられる点でメリットがありますよね。
1年中、予防し続ける案
ここ数年の気象状況で、12月を過ぎてもダニやノミの被害を訴える飼い主さんが増えているそうです。
去年の11月頃に我が家の2頭を動物病院で預かって頂く機会があった際に聞いた情報です。
少なくとも私達が住んでいる三重県いなべ市付近は去年、11月になってもダニやノミが跳んでいて、マダニ被害の可能性が否定できない状況にありました。
さすがに真冬になれば活動を停止するのではないか・・・とも思えますが、実際のところ何時まで活動しているかが定かではないため、念には念をという考えで1年中のマダニ予防を勧める動物病院もあるようです。
では、なぜフィラリアもセットで1年中予防するのか。
それは、肌寒い季節でもしぶとく活動する蚊のため・・・というのもありますが、どちらかというと5月よりも早い段階で活動し始める蚊のための対策という認識のほうが正しいです。
本当に早いときには4月頃から蚊に刺された??と思うこともありますので、動物病院での処方が間に合わない!という自体を防ぐために、フィラリアもマダニと同じく年中予防したほうが良いと考えられているみたいです。
まとめ
マダニとフィラリア予防はいつまで実施するべきか、というお話でした。
近年の気候の変化によって、マダニや蚊の活動時期が確実に長くなっているのは確かです。
秋以降までしぶどく生き残るパターン、そして春先の早い段階から活動を始めるパターン。
自分達家族だけならば自己責任で済む話ですが、ペットを経由して自分の家族以外の人を巻き込んでしまう可能性もあるとなれば、社会的な責任も問われてしまいます。
愛犬のストレスや経済的な面で負担が無いのであれば、マダニとフィラリア予防は5~12月だけでなく1年中実施したほうが安心なのは確かです。
お住まいの地域の気温の変化も考慮しつつ、1つの意見として参考にしてみてください♪
では!
みつ